R2.2.8(土)、箕面キューズモールに「30peak」がオープンするということで、体験会にサークルメンバーさん(さっさん&なかくまさん)と一緒に参加させていただきました。
1.「30peak」って何?
1-1.「30peak」とは
標高2,500mの相当する薄い酸素濃度でのウォーキングやランニング等をさせていただけるスタジオです。よくアスリートが高地トレーニング合宿のために海外へ出向くのを近所のフィットネススタジオで出来るということです。スタジオでは、運動中ご自身の血中酸素濃度、心拍数を測定しながら、より効果的なトレーニングを行います。
1-2.「30peak」の効果とは
上記のような高地環境での運動は、「30分で2時間分の運動効果」が期待できるようです。時短で効率の良いトレーニングができるようです。
2.高地トレーニングを体験(準備)
2-1.体調検査
ランニングウェアに着替え、まずは体調検査です。「血圧」と「血中酸素濃度(SPO2)」を測定します。「血中酸素濃度」って聞いたことないけど、普通(病気ではない、平地の)場合では97~99%の値が正常らしいです。当サークルメンバー3人とも体調は良さそうで体験会には問題なく参加できるようです。
手首には心拍計と血中酸素濃度を計れる機器を付けてもらいます。
2-2.トレッドミル
下の写真のようなランニングマシーン(トレッドミル)で走らせていただきました。手首で測定していた心拍と血中酸素濃度は前面のモニターにBluetoothで同期され表示されます。走ると心拍は上昇し、血中酸素濃度は低下していきます。
3.高地トレーニングを体験(Run)
高地環境(低酸素)の部屋に入って直ぐに「息が苦しい…」という状態にはなりません。気圧を変えていないからのようです。
トレッドミルに乗り、ゆっくり歩き始め、しばらくしてから走り始めます。トレッドミルを回転させるのが重いので慣れが必要です。徐々にスピードをアップさせますが、6’30”/㌔ペースでもしんどくなってきます(心拍157bpm)。調子に乗って5’30”/㌔ペースまであげてみたら、心拍は164bpmとなりました。その後、ペースを落としましたが心拍は160bpm台を維持…。ちなみに血中酸素濃度は82~85%くらいになり、あきらかに平地とは違う空間であることが体感できます。
下のグラフは私の平地(前日)と高地(当日)のランニングペースと心拍数を示したものです。
私の場合、平地では心拍数を160bpmまで上げようとすると、4’30”~4’10”/㌔ペースになります。概ねTペース(閾値)ですね。
ところが、高地では同じように心拍数を160bpmに上げるには、6’30”/㌔ペースくらいで充分のようです。足には優しいく、しかも30分間で充分に満足できます(トレーニングをやりきった感があります)。
4.高地トレーニング体験のまとめ
・心肺機能を向上させることができる
・足の故障時などでのトレーニングに最適
・天候を気にしなくてよい
・つらいスピード練習のモチベーションを上げてくれる
・テーパリング期に心肺に刺激を入れられる(筋肉疲労なし)
・スタッフのお姉さんが可愛い♡