マイド、tetsujinデス。
今回はパラチノースを使用されている補給食(ジェル)のご紹介です。
パラチノースとは何なのか?またその効能をレポートします。
1.パラチノースとは?
パラチノースとは、てん菜(ビート)から作られる糖質のこと。天然の原材料から作られアスリートに優しく、さらに30年ほど前より糖尿病の改善にも使用されてきた医療的な見地からもその安全性が認められています。一般的な糖質は摂取すると血糖値がすぐに上昇、それを抑えるためにインスリンが働いて急降下する特徴があります。甘いものを食べるとその瞬間はエネルギーが満ちた感覚になりますが、少したつと、どこかだるさを感じることがあるのはこのためです。
しかしパラチノースはゆっくりと吸収される特長があります。これにより空腹感を感じにくく、だるさも感じないため、長時間安定したパフォーマンスが期待できます。
一般的な糖質(砂糖やブドウ糖)を摂取すると急激に体内に吸収され、一時的に体力が回復します。しかし長続きしないのが欠点。またインスリンショック※が起りやすいようです。
※インスリンショックとは…血糖値が急上昇すると反動でインスリンが大量に分泌されてしまうため、逆に血糖値の低下によるだるさやパフォーマンスの低下を招いてしまう。
その点、パラチノースは吸収が緩やかですが持続時間が長いのでマラソンなど持久系スポーツには最適といわれています。
※ピュアパラのHPより
2.パラチノース使用のジェル
パラチノースを使用した補給食(ジェルやドリンク系)にはどのような商品があるのか調べてみました。
2-1.エネもち
やわらかい餅にパラチノースが使用されています。腹持ちもよくカーボローディングやマラソン大会当日の朝食に使用するのもいいですね。
2-2.ピュアパラ
2-3.オレは摂取す
2-4.チャレンジャー
3.まとめ
今回はパラチノースを使用されている補給食(ジェルなど)をご紹介しました。
パラチノースを使用されている商品は、大会前のカーボローディングやウオーターローディングでも使用できるし、レースの前半に摂取して後半の持続性にも期待ですますね。
レース後半はパラチノースではなくブドウ糖やカフェイン含有のジェルなどを補給するような作戦が有効ではないかと考えています。
いづれにしろ、練習会やロング走などで各商品を試してから本番で使用されることをお勧めします。