メドックマラソン2023~マラソンアフター編

鉄人43号 としろー
鉄人43号 としろー

としろーです。

メドックはマラソン当日はもちろん、翌日も楽しいんです。

マラソンアフターの様子をお伝えします。

メドックマラソンの翌日は、ゆっくり休む間もなく、ワイナリーウォークアフターパーティーに参加しました。両方ともメドックマラソンの公式プログラムで、多くのランナーが参加します。

ワイナリーウォーク

ワイナリーウォークでは、みんなで葡萄畑を歩きながらシャトーを巡ります。もちろん各シャトーではワインが振る舞われます。秋らしいとても気持ちの良い天候でした。日本の秋と似ていますが、虫が鳴いていないので静かです。スタート地点で、ワインの試飲などに使われるソムリエカップを貰います。これにワインを注いで貰って飲みます。

ワイナリーウォーク

ソムリエカップ

InterAirの引率であるアヒムが大量のバゲットを背負っています。バゲットが欲しくなったらアヒムのところに行き、欲しい量だけ自分で千切るというシステムです🥖チーズ🧀やハムを持っている人もいて、欲しくなったら貰いに行きます。

バゲット背負ってる

欲しいだけ貰う

ワイナリーウォークでは、5つのシャトーを巡って10kmほど歩きました。前日のフルの影響は軽い筋肉痛だけだったので、ちょうど良い運動になりました。

アフターパーティー

ワイナリーウォークをゴールすると、そのままバスに乗ってアフターパーティーの会場へ向かいます。アフターパーティーとは、毎年ホストとなるシャトーを借り切って、飲めや踊れやの大騒ぎをする宴会のことです。参加者は約4,000人!ホストのシャトーに到着すると、巨大なテントが設置されていました🏰

今回ホストとなるシャトーです。会場に入る前にウェルカムドリンク(白)をいただきます。

今回のホストシャトー

ウェルカムドリンク

会場に入ると夥しい数の席が用意されていました。シャトー自慢のワインも各テーブルに置かれています。

とにかく席が多い

ホストシャトーのワイン

このワイン、飲んでしまったら自分たちでワイン樽からボトルに注ぎます。この樽にも定期的にワインが補充されているので、無尽蔵に飲めますね🍷

セルフスタイル1

豪快に補充

 

セルフスタイル2

各々席に着いたら勝手に飲み始めます。ほぼ全席が埋まったと思ったらバンドの演奏が始まりました。演奏されるのは「Stevie Wonder」、「Sting」、「Michael Jackson」 など。マラソンのボリュームゾーン年代向けですね。やがてアップテンポな曲になり、ふとステージの方を見ると大勢の人が踊っています。もちろん僕も踊りに行きました。踊っては飲み、踊っては飲みを繰り返し、最後の方はカーニバル衣装の踊り子さんまで登場してランナー達のボルテージもMAXに!開始から約3時間、ほぼずっとタケナワ状態だったパーティーも無事に終わりました。

ステージで踊る人々

ステージの様子

メドックマラソンでは、このマラソン翌日のワイナリーウォークとアフターパーティーも参加しないと絶対後悔すると言われています。この翌日を楽しむために、マラソンを途中リタイアして余力を残しておくという人もいますが、それも納得です。せっかくマラソンを完走しても、力尽きて翌日動けなかったら悲しい。。メドックではいろいろな意味でタフさが求められます。

アフターパーティーから帰ってホテルのプールでひと泳ぎ。同じツアーだったドイツの方々と話しながらまたワインを。本当に彼らはいつでもどこでも飲みます。しかも全く酔う気配がない。僕も日本ではよく飲む方だと自負していますが、彼らは次元が違います🍺世界は広いなー。

プールでも飲む飲む、彼らは底なし

帰国して思うこと

現地9月4日朝のフライトで帰国しました。帰りは露国の南周り航路だったので約12時間でした。

5年がかりで実現したメドックマラソン参加でしたが、筆舌に尽くしがたい素晴らしい体験でした。世界各国の楽しいランナーたちとマラソン、世界的なワイン産地の葡萄畑風景、シャトー自慢の美味しいワイン、ボルドーの美しい街並み、何を食べても美味しい料理、おしゃれで気さくなフランスの人々とのふれあい、などなど、どれもいい思い出となりました。

今回、子供たちには長く授業や部活を休んでもらったし、長距離移動だし時差もあったし、結構な負担をかけましたが、出発前から旅行中、帰国してもとても楽しそうにしていたので安心しました。思春期の多感な時期に、海外の空気を感じて、いろんな人(世界でも指折りの陽気な人たちとか)と触れ合ったり、トラブルを含めたいろんな体験ができたのは、とても良かった(はず、と思いたい)。子供たちの将来に良い影響があることを願っています。

ボルドー伝統菓子のカヌレ

以上です。長々と読んでいただき、ありがとうございました!