2019加古川マラソン~参戦記、河川敷特有の風は吹いたのか?足はつらなかったか?

tetsujin
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ドウモ、tetsujinデス。

2019.12.22(日)加古川市で開催された「加古川マラソン」に参戦いたしました。今シーズン3戦目なのでボチボチ、サブ3.5は達成しておきたいところ。河川敷特有のラスト37㌔からの向かい風はどうだったのか、(河川敷だけに)大好きな(?!)”つり”はどうだったのか…。




1.加古川マラソンの概要

加古川マラソンは毎年年末(平成時代は天皇誕生日)に行われている大会(陸連公認)です。個人的な感想として、良い点とイマイチな点を列挙いたします。

・陸連公認の大会(登録は9:35、未登録は9:45スタート)
・コースは、ほぼフラット
・約2.5㌔毎に給水あり
・ランナーのマナーが良いと思います
・手荷物預かりがキチンとしている
・37㌔からの向かい風が吹くことが多い
・スローな登録選手を抜くことになるので接触が心配
・ひたすら河川敷なので風景に飽きる

2.加古川マラソン~家からスタートまで

2017年にこの大会に初めて出走し、3:35でゴールしてました。今回は足の調子もまずまず、今シーズンはまだサブ3.5が出来ていなかったので、ぼちぼち、サブ3.5は達成(できればPB更新)しておきたいところです。
当日の朝、新大阪から電車で出発。7時過ぎに加古川駅到着予定の電車に乗り込みます。
メンバーのクス先輩も出走されるので、乗ってこられるであろう駅をボ~っと眺めていると先輩を発見。同じ電車、同じ車両、同じ扉から入ってこられ、お互いにビックリ仰天!!
加古川駅からシャトルバスに乗って、防災センターでゆっくりと朝食&着替えを済ませ、雑談をしながら時間を過ごします。
クス先輩は腰の調子がイマイチとのこと、大丈夫かな…?

3.加古川マラソン~スタートから10㌔付近

9:45号砲、未登録がスタート。大平サブローさん、和泉修さんに見送られスタートゲートをくぐります。私はBブロックでロスタイムは26秒。予定していたペースで走ります。ちょっと心拍が高めに出ているのが気になる…。
序盤の165 BPMは後半失速の前兆、なのでややペースを下げて様子を見ることに。少し心拍数が下がったけどまだ160台、身体が温もってきた10㌔過ぎに深呼吸を入れて、心拍数も150前半に安定してきました(ヨカッタ…)。

4.加古川マラソン~20㌔から25㌔付近

心拍、ペースともに安定してきて眠るように走っていると「tetsu~jinさ~ん」の声。HR-Rチームメンバーのノムさん&おぬっちさんが応援に駆け付けてくれました。
テンションがあがって、写真のポーズ。ほんと嬉しかったです、ありがとうございます。
その直後、時期的にクリスマスということで、ふくらはぎも「ツリー」…🎄。
芍薬甘草湯ゼリーを即効チャージです。




5.加古川マラソン~30㌔から35㌔付近

曇り空で太陽が出ていないこともあるのか、右岸を走っている30㌔付近から向かい風になり、サブ3.5付近のペースのランナーが(風除けのため)ほぼ1列の隊形に。私の前に2名、私の後ろにも何人か居る感じ。
給水地点でその隊形も崩れ、私の前に(青シャツ君)1名(後ろはたぶん無し)となってしまいました。
青シャツ君は腰高のランニングフォームでキレイに走られています。
思い切って、私から青シャツ君に声をかけ、「お互いに風よけを交代しながらサブ3.5ペースで走ろう」ということで快諾いただきました。

6.加古川マラソン~35㌔以降

青シャツ君と前後を交代し、互いに風よけ役をしながら、ようやく左岸に行くための橋を渡ります。橋の上は風も無いので青シャツ君と並走。すると突然、青シャツ君が「サブ3.5したこと無いのですが、このペースでサブ3.5できますか?」と尋ねてくる…。えっ!マジで?綺麗なフォームなので、てっきり上級者だと思ってました。
「残りの距離を5分/㌔で走れば3:28:00で達成できますよ!」と回答すると、青シャツ君は喜んで「じゃー、残りの距離を着いていきます」と宣言。
ここからサブ3.5必達の役割を担うことになりました(笑)。
幸い、いつもの37㌔からの向かい風もなく(むしろ追い風?)&足の攣りも発生せず。息も絶え絶えでしたが40㌔まで青シャツ君の存在を後ろに感じ、そして重責も感じながら走行。
ラストの距離はちょっとだけ青シャツ君が落ちたのか、振り返ったけど見えません(おーい、大丈夫か?)。
ゴール後、ちょっとだけ待っていると青シャツ君もゴール。見事にサブ3.5を達成されました。嬉しそうに、そして半泣き(男泣き)状態で握手を求められ、互いに健闘を称えあいました。
私も青シャツ君がいなければ最後まで同じペースで走りきれたか分かりません。
マラソンは「競走」ではなく「共走」であることを痛感した一日でした。

7.加古川マラソン~レースのまとめ

心拍とペースの関係グラフは下のとおり。なんとかシーズンベストかつサブ3.5達成となりました。応援いただいたメンバーの皆様、大会関係者、ボランティアの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。そして、青シャツ君、サブ3.5おめでとう&ありがとう。また何処かでお会いしましょう!