2019あいの土山マラソン撃沈!~参戦記

tetsujin
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コンニチワtetsujinデス。11月3日に開催された「あいの土山マラソン」に参加させていただきました。結果はスバリ「撃沈」。失敗レースは辛いものですが、失敗レースこそ学ぶ事が多い(⇐なんてポジティブ!)ので参考になればと思います。

1.あいの土山マラソンの魅力とは

昨年も参加させていただいた「あいの土山マラソン」その魅力をまとめました。

・陸連公認コースなのだ
・参加人数が少ないので何かとスムーズ(今年のフル参加者:1,745名)
・大阪から車で約90分、アクセス抜群
・内陸なので涼しく走りやすい
・フラットな道は無く、坂だらけ(アップ、ダウンが激しい)
・田舎なので応援がまばら
・どこを見ても茶畑

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2.土山を走る目標と目的

昨年も走った大会ですが、今年も走ってきました。このレースの位置づけはあくまで「練習レース」。それと昨年の自分との比較です(加齢による衰えがどの程度なのかチェック)。

ということで、今回の目標タイムは「3:33」(昨年が3:34なので、自分を越えたい)。できればサブ3.5連続回数を継続したい(⇐強欲)。それとサプリメントや補給食の適合性のチェックもしたいと思ってました。

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3.撃沈のレース内容

3-1.スタート直後

10:25、レディースのフルマラソンがスタート。その5分後、メンズのフルマラソンがスタートします。快調な走り出し。アドレナリンと足首のテーピング(オーバープロネーションを防ぐ目的)のお陰か、足裏も問題なし(⇐夏に痛めたので不安)。

快調に走り始めて2~3㌔「足が重い…」。疲労が抜けてないのか?ちょっと不安(金曜日にちょっと刺激を入れてます)。でもこの程度のことは良くあること。「10㌔まで我慢すれば足も動くだろう」と楽観的。

3-2.前半の12~13㌔付近

青土ダムを越えて鮎河を過ぎて12~13㌔付近、相変わらず足が重い。そのとき突然、左ふくらはぎがピクピク!「まじで?!レース前半で足が攣りかけるなんて、初体験!」(⇐心の声)。そこは百戦錬磨のtetsujinさん、ここは落ち着いて「2Run」投入。がしかし、2Runが効いてくれない…、これまた予想外。しかし、お守り代りに持っていた「芍薬甘草湯」で乗りきれた(教えてくれたジャッカルくんに感謝)。「もしこの後、レース後半で攣ってしまったらどうしよう…、もうお守り(芍薬甘草湯)は無いぞ、初リタイアか?」などといらんことを考えながらレースを進めます。

ところで、何故このようなことが起きたのか反省(check)すると、BCAAを飲んでなかった!からではないかと思っています。レース前に食べた(摂取した)ものを振り返ると、「愛妻おにぎり2個、バナナ、エネモチ、カツサプ&QCスタミナ」くらい。BCAAをナメテマシタ(筋肉疲労を防ぐ効果があるのです)。しかも、今回に限ってBCAAを持っていない!!いつもはアミノフライトを持っているのに…。

どこかに他のランナーが落としたBCAAサプリがないか、探しながら走るも見つかりません(笑)。

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3-3.ハーフ付近

頓宮茶畑の激坂をアップ、そしてダウン。いつもは坂道を下るのは得意なのですが、今回は慎重にくだります(ちなみに昨年のこの辺りの下りラップは4’03”/㌔、今年は4’30”/㌔)。ようやくハーフを過ぎ、精神状態は「まだこの倍を走るのか!」といった感じ。いままでフルマラソンで、こんな事を感じたこともないのですが、気持ちが切れかかっている証拠です。エネモチ・カツサプ&QCスタミナのお陰かエネルギー切れにはなっていない(空腹にはなっていない)。サブ3.5ペースを前後しながらこの辺りを走ります。

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3-4.30㌔付近での出来事

30㌔付近、通過タイムは「2:30:02」、別大ならここで関門。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ(淀川長治)。この付近からネガティブシンキングが始まります。「俺は何のために走っているのか?」「茶畑しかない殺風景!」「がんばれって言うけど、頑張ってるやん!」等…。こうなるともう駄目ですね。恒例のLSDの始まり始まり…(6’30”/㌔ペース)。

31㌔(市場)付近、「tetsujinさん!ガンバレー」という声が…。ついに幻聴までも現れたかと思ったら、HR-RのメンバーのひとりがメンバーTシャツを振って応援してくれている…。幻聴だけでなく幻覚までも…

違いました!!!!!現実でした。メンバーさんとメンバーの奥様(初対面でしたが挨拶もロクにできずゴメンなさい)が遠路遥々、まじで応援に駆け付けていただきました。「感謝、感激と情けない走りに頑張らないと」という複雑な気持ちでリアクションが取れないまま、半泣きでハイタッチ。そこからのラップは5’30”/㌔(LSD終了)。よく、アスリートが「応援が力になる」って言っているけどホント?と思ってましたがホントです、間違いないね!。

3-5.35㌔以降

そのあと、胃が食べ物を受け付けない中、サイクルチャージ(カフェイン200㎎入)を摂取しましたが、摂取のタイミングがちょっと遅すぎた感があります。摂取後、20~30分くらいで効果が出始めたので、30㌔付近で効果を期待するなら25㌔くらいで摂取の方がいいかな。メンバーさんの応援とカツサプとカフェイン効果が相まってなんとか粘ってます。

3-6.ラスト200m

土山町民が全員集まっているのではないか(笑)と思われるギャラリーの中、ラストは全速力(4’37”/㌔ペース)で走ります。自分で言うのも何ですが、腰高のフォームで颯爽と走れていると思います。毎回、どの大会でもラストは自分でもビックリするくらい走れるのです。もう走らなくてよい、早くレースを終わりたいというネガティブな感情ではありません。何なんでしょうか!

タイムは「3:42:09」(グロス)、惨敗です。サブ3.5連続回数も途絶えました(泣)。

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4.まとめ

今回のレースは失敗レースですが、失敗レースこそ学ぶ事が多い(正直、もうこの歳になって失敗はしたくないものですが…)。若い方々は故障しない程度に、どんどん失敗してください。体験しないとわからない事も沢山ありますよ。

・疲労抜きはキッチリと
・BCAA、なめたらアカン
・芍薬甘草湯、お守りに是非携帯
・応援は力になる(Special thanks)
・ネガティブシンキングはNG
・レースは反省が大事(PDCAサイクルを回そう)