脂質は膨大なエネルギー源~ランナーの栄養学②

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tetsujinデス。ランナーをはじめスポーツをする方々にとって、食べることもパフォーマンスをアップさせる大切な要素ですね。
今回は「脂質」についてです。脂質をマラソンに利用できれば失速しないで走れそうですよ。でも摂り過ぎにご注意ください。




1.脂質の役割

脂質のイメージは、肥満や糖尿病など成人病を引き起こす要因として悪者の栄養素という感じですね。しかし、本来は細胞やホルモンの材料で、人間の生命維持に欠かすことのできない重要な役割があります。

その他にも、脂溶性ビタミンの吸収を助けたり、体温の維持、細胞膜や神経組織の構成成分になるなどの役割を担っています。

2.脂質と上手に付き合おう

ランニングにおいて、「糖質」と合わせてもうひとつのエネルギー源として重要な鍵を握っているのも「脂質」です。早く走る場合には「糖質」が主要エネルギー源になりますが、JOGのようにゆっくり走る場合は脂質が使われる割合が多くなります。

脂質が持つエネルギー量は「1gあたり約9Kcal」。これは炭水化物やたんぱく質のエネルギー量の2倍以上に相当します。ちなみに体脂肪1,000gのエネルギー量は約7,000Kcalとされています。

体重60Kg、体脂肪率10%のトップアスリートでも60Kg×10%×7,000Kcal=42,000Kcalのエネルギーが蓄えられています。体重60Kgの人がフルマラソンを走ると2,400Kcal必要となります。トップアスリートのような締まった体の持ち主でも、脂肪を使