マイド、tetsujinデス。
みなさんは「オートファジー」という言葉をご存知でしょうか?今回は体に良いとされている「オートファジー」についてのお話です。
1.オートファジーとは
オートファジーとは「細胞内で古くなったり損傷して機能が低下した物質(悪玉タンパク質)をエネルギー源として処理したり、リサイクル(新しいタンパク質を作り出す)する現象」のことらしいです。
ランナーなら例えば、
・健康に良いとされる食べ物を摂取していても効果が現れない
・カロリー計算や食事の種類に気を使うのは面倒
・サプリに頼らず、パフォーマンスを向上させたい
2.オートファジーのスイッチを入れるには
オートファジーのスイッチを入れるにはどのようにすれば良いのでしょうか?
それは「エネルギーが枯渇した状態」を作ればよいらしいです。
例えば、「カロリー制限」、「糖質制限」、「断食(ファスティング)」はエネルギーが低い状態になりやすいためオートファジーのスイッチが効果的に入りやすくなります(1日中、食べているという人はオートファジーが起こりにくくなるため老化や不健康な状態になりやすいと考えられています)。
3.断食(ファスティング)方法
「断食」というと精神的に辛そうなイメージがありますが、オートファジーの恩恵を効率的にうけるための断食は「プチ断食」のレベルです。その方法は、
・食事は残りの8時間のうちに食べる
らしいです。
例えば、20時に晩御飯を食べ終え、翌日の朝食は抜き、昼食を12時から食べ始めれば16時間の絶食時間を作ることができます(食事は12時~20時の8時間の間だけに限定)。
プチ断食を休日だけとか週3日だけとかでも効果はあるようです(知らんけど…)。
4.断食(ファスティング)をやってみた
当サークルでは朝練(火曜日&金曜日)を定期的にやっているのですが、その前日の晩御飯を20時までに食べ終えて、朝練(10㌔程度のJog)、朝食抜きの「プチ断食」を試してみました。
平日なので、仕事をしています。仕事中は、体感的には身体全体に血液が回っていない(エネルギー不足)を感じます。正午が近づくにつれて頭が回らなくなり、考える仕事がいつも以上にできなくなってしまいます(考えがまとまらない…ような感じ)。
やっと12時になり、16時間の断食が完了!
その時は、特に効果は感じなかったけど、きっと細胞レベルで変化が起きていることを信じています。効果的なことをあえて言うなら、プチ断食の次の日は「疲れの抜けが早かった気がします」。プチ断食でオートファジーのスイッチが入ったのでしょうか。オートファジーは老化現象にも効果があるようなので、一応「効果」としておきます。
5.まとめ
オートファジーのことが詳しく書かれている書籍として「空腹こそ最強のクスリ」をおススメいたします。ちょっと生活習慣を変えることで身体の調子がよくなるのであれば、試してみたいですよね。この機会に是非オートファジーを機能させて、今シーズンの大会に向けて体調を上げていきましょう!