今回も⑦に引き続き、マラソンのパフォーマンスの要素のひとつである「ランニングエコノミー」についてのお話です。
2018年7月に同い年(S38年生まれ)でサブ3を達成しているランナーさんに、「ランニングの極意」を教えていただきました。その極意とは“体幹を鍛える”ということでした。
そのランナーさんはプランク(写真)を通常5分間できるようです。私も実際にやってみたところ、最初は2分30秒(半分)が限界でした。その後、毎日5秒づつプランクのタイム伸ばしていき、今では、6分間までプランクができるようになりました(6分間プランクをやると、全身がプルプル震え、汗まみれになります。ヨガマットなどがあれば便利です)。
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このプランクができてもサブ3は達成できない(逆はかならずしも真ならず)でしょうが、ランナーには良いトレーニングになると思います。実際にプランクで体幹を鍛えてわかったことは、箕面の峠走(下り坂)でのことです。下り坂では脚への着地衝撃が大きくなるので、どうしてもブレーキをかけるような走り方になってしまいます。ところが、体幹を鍛えておくと脚プラス体幹で着地衝撃を受け止めることができるようになり、スピードを殺さずに坂道を転がるように走ることができるようになります。
サブ3ランナーさんがおっしゃるには、体幹を鍛えることは下り坂だけでなく、なんと「30K以降の失速が抑えられる」ということです。さあ、プランクで体幹を鍛えてパフォーマンスをアップさせ、失速を最小限に抑えましょう!
ゲーム感覚で楽しくプランクのトレーニングができるマットも発売されています♪
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